法律カタログ 憲法学教室

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憲法学教室


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論理性は高いが、バランスは・・・

項目立て、目次からも彼の思考過程が良くわかる。「まず人権、人権のためには国家権力はいかようにも制限されうる。」と私は解釈した。しかし、反対利益や仮に筆者の言うように制度を作った場合のコスト負担などはあまり示されておらず、実現可能性に乏しいと言わざるを得ない。まぁ、現在の流暢に歯止めをかける、あるいは再考させるためのアンチテーゼとしての役割というのなら納得である。言葉を尽くして書いてあるので、行間を読む必要などはないから初学者の私でも読めたので、特に憲法初心者の方は一読して見ることをお勧めします
法学部生に限らず、すべての学生に薦めたい一冊

僕は法学部生ではなく、憲法に関しては素人同然でしたが、それでも本書を読む過程において、一般的な通説とそれに対する筆者の痛烈な批判をほぼ完全に理解することが出来ました☆

一般的な通説を読んだ後自分が思いついた批判と、この著者の批判とが重なった時にうれしく感じたり、または著者の論理に批判を加えてみたりと、自分で考えることの楽しさを感じられる一冊でもあります。

一見厚そうで読む気を削がれますが、内容的に平易でしかもおもしろいので、気づいたら100ページくらい読んでしまっているでしょう。見かけに圧倒されることなく、是非トライしてみましょう♪
真の少数説。

 明快な理論。
 妥協無き筋。
 燃える様な学者魂。
 それが浦部憲法学!!

 ・・・・・・・まあ、ゆえにどこをとっても少数説なのですが。

 それだけにホントに多数説・通説の理論的にはっきりしないところを
 ハッキリさせてくれます。
 というか「通説・判例を斬って斬って斬りまくる」といったほうがわ
 かり良いか。
 通説判例と自説をキレイに書き分けてらっしゃるので初学者でもそん
 なに危なくないかも(・・・・・というか初学者はこんな突っ込んだ本手に
 しない)。
 
 憲法の多数説・通説は往々にして"結論の妥当性・穏当性"に肩入れし
 すぎている。
 受験生だって、時には勇気を出して、自分の正しいと思う説を採ってみ
 たい、胸のすくような、人権理念なり思想なりから一本筋の通った説
 を読んでみたい書いてみたい。
 ゼミなんかで突き詰めて考えてみると、学者の先生の言う事はなんか
 妥協しすぎてる。
「そうそう。全くその通り」と言うあなた。

 即買いです。

 若しくは図書館で「外国人の人権」とか「政教分離」の
 辺りを開いてみてください。
 ブッちゃけ惚れます。
 

 ・・・・・・とはいえこの本が司法試験等各種資格試験受験生にとっては
 "禁書"の類に入る事は間違いないでしょう。

 折衷説連発の"穏当な"芦部憲法学でしっくりきている人はよしてお
 きましょう。
憲法の本としては良書

憲法学の本としては論理性に優れると思います。憲法の学説は、総論に顕著ですが、背景となる哲学的思想の変遷や歴史的な史実を知らずして理解が困難という性格を持っています。その観点から理想的な学問のアプローチ方法としては、たとえば佐藤憲法学や伊藤憲法学のように碩学が詳細に述べられておられる原典にあたりつつ、理解を深めるというのが正しいのでしょうが、学者を目指すのでもなく、あまり時間をかけずに憲法の概要が知りたい向きにはそういう方法は採れません。その観点からすると、浦部先生は非常に論理的という点でお勧めです。芦部先生などとは異なり、前提をおかなくても、論理だけで切っていくので、背景思想や事実を知らなくても、一緒に考えていくだけで憲法の基本問題が頭に入ってくるという明瞭な効果があります。通説とは異なるという意味では、我妻説に対する内田民法学みたいに、法学ジャーナリズムの一つと捉えて読んでいても、とても面白いですし、明快です。その意味で、記述や学説自体の曖昧さを批判される芦部説や佐藤説とは異なり、論理的思考が好きな理系人種にもとてもお勧めできます。何か一冊を、と聞かれたらこれが一番だとお答えしたいと思います。
座右に置きたい一冊

第2版は最新の問題についても、浦部教授の見解が述べられている。
やはり、通説や判例からは距離を保った、しかしとてもわかりやすい、初学者にもお勧めの一冊である。内容としても、最大限日本国憲法の問題に絞ってあり、外国憲法の話はあまり出てこないので混乱することもないと思う。その上で学説、判例をわかりやすく網羅した体系書であるといえる。
ここまで書いてなぜ星4つかといえば、浦部教授の見解および叙述が「厳格な憲法理論」ではなく、一般に受け入れられやすい「イデオロギー的」側面が強く出ていると私が感じたからだ。
しかし、だからこそ、自分で考え、批判する力も養えるかもしれない。



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憲法 第3版
日本国憲法 第3版
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